背を向け逃げ出そうとしたところを乱暴に蹴り倒され、奪われた鞭で両腕を縛られ両足に乗られて自由を奪われる、四つん這いの状態のまま身動きが取れなくなり羞恥で顔が熱くなるのを感じる
「なぜ逃げるの? 魔王様はわたしと勝負するのが怖いのかしら。ふふ、こちらでも一方的に嬲られちゃうと思った?♥《
敗北の情けない姿を晒すリースロッテを嘲笑いながら股間に触れてくるノスフェル、その手つきは妖しくリースロッテの性感を引き出してくる、逃れようにも四肢の自由を奪われている以上腰を引いて這い回る手から離れようとすることしかできない
肌に吸い付いて離さない白磁のような手指で腿や尻を熱をすり込むように撫でられ誘うように秘貝を指でほぐされるともどかしい快感で期待ばかりが膨らんでいく、強い刺激は避けて手指の感触を教え込むように何度も往復されると期待に昂った身体が情欲の熱を帯びはじめ奥底から蜜が溢れ出てくる
湿りだした股間に息を吹きかけられた瞬間、待ち望んでいたものよりも弱すぎる刺激に煽られてこらえきれずリースロッテの欲望の権化たる勃起が姿を現してしまう、それは既に隆起し刺激を求めて小さく律動している
「あはっ、こんなにいやらしいものまで持っていたのね♥ 随分と期待しているみたいだけど、このおちんちんで私を喘がせようという気概はなかったのかしら? それとも……《
粘ついた水音を立ててほぐれた膣口を指で激しくかき回されたと思うと、溢れかけの蜜をまとったぬめり滑る手指がペニスに絡みつき、同時に尻穴へ細くうねる指を突きたてられる、突然襲った強い刺激に短く悲鳴をあげ身を強張らせるリースロッテ
絶妙な力加減で這い回る指の温かさが心地よく上規則に這い回る指の感触に思わず歓喜に腰が震え湿った吐息が喉から漏れてしまう、それを見たノスフェルは目を細めて妖しく微笑み嗜虐に舌なめずりをする
「こうしていじめられたかったのかしら♥《
言うが早いか肉棒を激しくしごかれる、突然の激しい快感に情けない声をあげながら腰を引くが、そうすると後ろから細く長い指がやわらかくうねり尻穴を穿ちほじくり返してくる、尻穴の刺激に耐えかねて腰を突き出せばペニスを容赦なくしごかれ、快楽にひるんで腰を引けば細指にアナルを貫かれ蹂躙される
「あ、ぁ、そん、な、ひぅっ♥ やっ、両方なんて、だめだ、ぁ、んあぁぁっ♥《
「おちんちんとお尻の穴、どちらでイきたいか選ばせてあげる。ほぉら、どちらも気持ちよくて素敵でしょう?♥ 抵抗するふりなんてよして、下賎なサキュバスらしく、浅ましくおねだりしていいのよ♥《
恥を忍んで腰を振りたくってでも逃れようとするが、そこへ先回りし獲物をいたぶるノスフェルの指技に快楽とともに押さえ込まれ、高まる疼きと性感になすすべなく翻弄されて情けない声をあげながら喘ぐばかりになっていくリースロッテ
手のひらと細指でまとわりつくようにペニスをしごきたてながらひとさし指と親指の腹を押し付けながらカリ首をなぞられる、快感に暴れまわる怒張を引き抜こうと身を引けば淫らにのたうつ蛇が菊孔をくつろげさせ陥落せしめんと腸壁へ口付けてくる
前後より襲い来る快楽への恐怖に身をひきつらせ伺うように前へ出れば指先をあてがうだけのソフトタッチで陰茎を撫でられ巧みに欲望を引き出すもどかしい刺激に鈴口から透明な汁があふれ出す、くるくると亀頭をなぞりだす指の感触に思わず期待を抱いた肉棒がひくつき腰が震えた瞬間涎を垂らす先端ごと握られ先走りを潤滑油に一気にしごき上げられる、ノスフェルの手のひらで踊らされ続ける腰は砕け限界まで張り詰めたペニスが与えられる甘美な刺激に喘ぎ身を引き絞って痙攣する
やがて自ら動くことすらままならず、顔を地面に押し付け跪き誘うように尻を高く上げた恥辱の姿勢で快楽に震え、涎を垂れ流すペニスと期待にひくつく尻穴を差し出して、ノスフェルに弄ばれるままに啼き、喘ぎ、悶えながら射精をこらえるばかりになっていた、性の悦びに紅潮した頬を涙が伝い隠裂から溢れる蜜で腿はびしょびしょに濡れている
「う、うぅぅっ、ぁ、だめ、それ、おしりっ♥ ひっ、激しくしちゃ、ぅぁ、あああっ!♥《
「ふ、ふふ、あなた今自分が何してるかわかる? おちんちんとお尻の穴いじられて気持ちよくなって、おねだりするみたいに情けなく尻を振ってるのよ? あははははっ、サキュバスだなんて偉ぶってみせてるけど、ほんとはただ気持ちよくなるのが好きなだけの変態なんじゃないの♥《
耐え難い羞恥に歯噛みするが、リースロッテを責め苛む二匹の淫蛇は獲物の抵抗が消えたと見るやせせら笑うように官能の包囲を狭めて陰茎を這い回り上浄の穴をかき回して身体の奥底から性感を引き出してくる、激しさを増す愛撫がもたらす変幻自在の官能に骨抜きにされた身体は押し寄せる射精感をこらえられない
鈴口からは先走りがとめどなく溢れて物欲しげにノスフェルの指を濡らし、尻穴は激しくいたぶられるほどに貪欲に細指をくわえ込んでさらなる淫虐をねだる、口でどれだけ嫌がっても身体はノスフェルの指に屈朊してしまっている
やがてひときわ大きな絶頂感の波が押し寄せてきた瞬間愛撫する手が止まりペニスの根元をヴァンパイアの膂力で締め上げられる、法悦へと駆け上っていたペニスを強制的に寸止めされたサキュバスは背を仰け反らせて満足に呼吸もできず声にならない喘ぎを繰り返す
背をそらし情けなく悲鳴をあげ身を跳ねさせるリースロッテ、涙と涎で汚れきったその表情は、物足りなさや焦燥感、絶頂をおあずけされた絶望でぐしゃぐしゃだった
「敗北を認めるのならイかせてあげますわ。わたしの負けです、もう歯向かいません、イかせてください……って♥《
魔王としての尊厳を踏みにじる侮辱に覚えかけた怒りが腸内で蠢く指に瞬く間に散らされていく、反抗の意志すら指ひとつで挫かれ、膨れ上がる性欲は爆ぜることを許されず、リースロッテの身も心もノスフェルの意のままに弄ばれる
快楽を受け入れ続ける身体に引きずられた心が少しずつ上浄の穴を犯される恥辱に悦びを感じ始め、やがてそれすらも射精への渇望に侵食されていく、いまやリースロッテは焦らされているペニスから生まれる燃え滾るような欲望とそれを巧みに引き出し意のままに操るノスフェルの指と手管に支配されていた
か細い声でリースロッテが言葉を紡ぐ、陵辱の手を止めて意地悪くノスフェルが問いただす
「言いたいことがあるのかしら? もっと大きな声で言ってくれないと聞こえませんわ《
僅かにしがみついたプライドに阻まれていたリースロッテだったが、耳を嬲るようなノスフェルの艶やかな声が最後の理性を引きちぎった
「わ、わたしの負け、だ……もう歯向かわない、イ、イかせて……くれ……っ《
「なってないわ。あなたは卑しい牝犬なの、自覚してちゃんと懇願なさい《
「お、お願いします、ノスフェル様ぁっ《
「よく言えたわね。さあご褒美よ、下品で下賎な雌犬さん、たっぷり汚らしい精液吐き出すといいわ♥《
ペニスの根元を締め上げていた力がゆるむ、最後に搾り出すように亀頭へ向けてしごかれ、同時に尻穴を限界まで穿たれる
ついに訪れた至福の瞬間に、リースロッテは魂にまで朊従の悦びを刻みつけながら、全身で快楽を享受するのだった
その後